Belnard / 塩尻市
2012年 09月 02日
粉もの好きとしてはとてもとても気になっていたのですが
ほら新規開拓ってなかなか勇気がいるじゃないですか。
というわけで半年後の先週、ようやくいってきました。
お店の名前は、Belnardさんです。
まさかの!ブリティッシュですよ!!
赤いイスもふっかふか。
ご主人曰く、鉄板系のお店はサッと拭きやすい素材のイスが多いけど
喫茶店みたいにゆっくり過ごしてほしいからあえてこのイスにしたのだとか。
うどんモダンとか焼きパスタとかおもしろそうなメニューがあるなか、
最初は無難に豚モダン焼きにしました。
焼きながら食べながらご主人にいろいろお話を伺いまして、
ここのお好み焼き、こだわってる!!と思いました。
キャベツがザク切りなところ。
鰹節は少なめなところ。
油はほとんど引かず、豚の油分をメインに焼くところ。
とかとか。
「粉もの」と言うけれど、実は粉の割合はほんのちょっとで
意外とヘルシーなんだなぁとちょっとびっくりしました。
肝心のお味は、焼きそばがかりっとして、キャベツの存在感があって、
とってもおいしかったですよ~。
そして、サービスで↑を頂きました。
さあ、なんでしょう???
正解は、茶粥!!
正解は、と言っておきながら私も実は茶粥の存在自体初めて知りました。
和歌山や大阪の農家の朝ご飯や休憩中とかにくいくいーっと飲まれる、
ほうじ茶で炊いたお粥、なんだそうです。
農家の数が減る中で、奈良の料亭が「茶粥御前」として売り出しているそうです(笑)。
賛否両論あると思いますが、お茶好きの私としてはするるーと飲めて好きです。
そうそう、お茶と言えば、ここのお店は緑茶がとてもおいしいです。
ご主人が無類の緑茶スキーのようです。
いろいろ書いたけど、ここのお店のウリ?はご主人のトークのような気がするなぁ。
関西弁で、焼いている間も私が食べている間もひたすらお話しされていました(笑)。
なんだかんだでモダン焼き一枚で2時間お邪魔してしまいました。スミマセヌ。
このあたりだと、お好み焼きと言えばちょっとしたイベント?とまではいかないけど
友だちとワイワイお店で食べたりパーティ食材として使われたりと
「日常のご飯」としてはポジションを取れていないと思うのです。
でもBelnardさんで目指してるのは、ちょっと時間をつぶしたり
ちょっと本を読みに来たり、喫茶店の代わりに気軽に入れるお店だそうです。
というわけで、ぜひふらりとお好み焼き、食べにいってみてくださいませ。
鈴成 (お好み焼き / 塩尻駅)
夜総合点★★★★☆ 4.0