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by bedlam041

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放蕩記 / 村山 由佳

放蕩記

村山 由佳 / 集英社


母を持つすべての大人たちへ。自伝的長編
38歳で離婚歴のある女流作家・夏帆。自由奔放に暮らす一方で、実は長年抱えこんできた秘密があって・・・。今だから見えてきた、母娘の愛憎と家族の歴史。共感と感動をよぶ、衝撃の自伝的長編小説。





大学の時に少しだけ女性学をやっていたこともあって、
「母と娘」というテーマは私の中で大きなテーマです。

愛しているか/憎いか の2択ではなくて、同族嫌悪もある捻れた感情に
覚えがある人もいるのかなーーと常日頃考えていたりする...。

村山由佳さんの自叙伝的な長編小説、相変わらずグイグイ引き込まれました。
たぶん母親からの抑圧とか、愛情の向けられ方とかがデジャビュのようで。
(...と書いてみたけど、私の場合は誰にでもあてはまるようなケースだと思う)

読めば、年老いてきた自分の母親との接し方について深く深く考えることになると思う。
誰も、本当に自分の母親と分かり合える日なんて来ないんだろうけど、
でもどんどんアクが強くなる母親を包み込む包容力を得なきゃいけないんだろうなー



...と考えた帰省前日。なんてよりによってこんな日に読んだんだ。

最近、「あと何日母親と会える?1回の帰省につき3日として...」
と計算してちょっと暗い気持ちになったばかりでした。
この本は断じて「母と分かり合えるハートフルストーリー」ではないし、
幼少期の親の教育が今度のすべてを決めるわけではないと思うけど、
今後母親とどう接していったらいいかなぁと考えてしまう本でした。


ちなみに主人公の夏帆が性的にフリーダムで...という描写は作品の後半すぎて、
唐突な感が否めなかったそこだけ少し不満。
話としては少し散漫かなぁ。
肝心の放蕩部分が書き込まれていなかった。
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by bedlam041 | 2011-12-30 23:17 | Book

だいすき日本 / 板橋区

多国籍料理を食すWG、7か国目は知る人ぞ知る...(笑)。
Twitterでの「悲しすぎるネパールカレー屋」で去年話題になった
「だいすき日本」という創作ネパール料理屋さん。
(もしご存じない方はぜひ上のリンクを見てみてください。おもろいです。)
先月、念願叶っていってきましたよー。
池袋から東武東上線で15分ほどいったところ。

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こ、ここか。
こりゃあ確かに近所に突然できても入りにくいかもしれない。

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一体前は何が書かれていたのか。

14時くらいに訪問したのですけど、3組待ちでした。さすが、すごい人気!!
前は店主のビカスさんおひとりで切り盛りしていたようですが、
厨房にひとり、ビカスさんのほかに接客担当がひとりでした。

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安ッッッ!
中板橋価格だからなのか、このお店だからなのか...。
いっちばん豪華にしても(ダブルカレーナン+タンドリー)1000円だよ...。
しかもカレーは数種類から選べます。

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私はダブルカレーナンにしました。チキンとダル(お豆)です。
インドカレーほどスパイシーじゃなくて、日本人の口に合うマイルドなカレーでした。
チキンがほろほろでスプーンでも食べやすかったです。
ナンはちょっと小麦粉がねっちょりしていましたが、気になるほどでは。
ランチで、この価格で、このサイズのなんが食べられるって幸せ!!

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トイレの置物たち。(トイレに カメラを 持ち込むんじゃありません!)

「おみせのなか NO SMOKINGです びかす」
「おみずは じょうすいきを つかってます びかす」

って張り紙がなんともキュート。

お会計のときに「Twitter、いつも読んでます」とビカスさんに話しかけたら
にっこり笑ってくれました。
お店を出る時も、15時なのにお店はまだ満席だったにもかかわらず、
ちゃんとお店の外までお見送りしてくださいました。


ちょっとかっこいい言い方をすると、ソーシャルネットワーク発の人気店。

一番驚いたのが、テーブルの透明なテーブルクロスの下に、
全国から来たビカスさんファンのお手紙がびっしりと!(写真撮ってくればよかった)
「岩手から来ました」って人も、「倉敷から来た僧侶です」(!)とか。
もちろんTwitterで話題にならなくてもおいしいカレーだったのですが、
悪く言えば「話題に乗ってみる」、良く言えば「他の人と『つながってみる』」、
ソーシャルネットワーク全盛の今こそのお店だなぁと思いました。


ランチはカレー+タンドリーだけでしたが、
ディナーは他にもいろいろネパール料理を楽しめるみたいですよ。
筋トレが趣味というビカスさんのムキムキなバデーも魅力です。

だいすき日本ネパール料理 / 中板橋駅ときわ台駅板橋本町駅

昼総合点★★★☆☆ 3.5


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by bedlam041 | 2011-12-25 21:41 | TOKYO_Gohan

toy in ise

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クリオネおったで(うそ

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次回こそ招き猫シリーズ
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by bedlam041 | 2011-12-06 23:10 | Travel
昨日・今日と、上山田温泉で会社の忘年会でした!!
今年はちょうど私たちの同期の代が運営だったのですよ。
幹事のHくんお疲れ様でした。

...で、せっかく東信に行ったので、前々から気になっていたケーキ屋さん、
Pastry Boutique Storyにいってきましたよー。
場所はこちら。ラーメン屋さんの「六文銭」のすぐお隣です。

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うほ...。(このケーキの形、Sadaharu Aokiっぽい!)

お値段はひとつ300円台後半から400円台と、
日常的に食べるにはちょっと高いかなー?ごほうびケーキですね。

ちょっとこの前にジャイプールでインドカレーとタンドリー4種類と、
デザートにガジャルハルワを食べてきたので(食べすぎです)、
さっぱりめのケーキとフランボワーズのマカロンにしました。
(難易度が高いマカロン、置いてあるお店では必ず頼んでみることにしてる。。)

イートイン席は6席ほどあります。ドリンクを注文しなくてもOKとのこと。ありがたや。

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くふふ......。

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いいでしょう、このツヤ。テンション上がりますねぇ。
ケーキの名前は、「ルソン」。
以下は、お店のホームページの紹介から。

サクサククッキー生地にマスカルポーネのムース、中にはグリオットチェリーのコンポートが入ったジュレを入れました。グリオットチェリーのグラサージュで覆い色鮮やかに仕上げました。

昔シェフが教え、一緒に学んだスタッフが考えたケーキということで「ルソン」(教え)という名前になりました。


最初、先端部分から食べたときはチーズのムースしかなかったので、
「あー、これが続くとちょっときついかもな...(食後だし)」と思っていました。

が!

が、が!!

チェリーのコンポートにたどり着いたら、おいしさ爆発しました。
チェリー独特の暗さと、控えめなチーズが程よいです。
チェリーもごろごろ入っています。
あとは、クッキー生地が香ばしくて鼻に抜けるバターの香りがいい!!
お酒と飲んでも良さそうな、ちょっと大人のケーキでした。

マカロンは、私はどっちかというと中身はバタークリームよりは
パンチが効いたジャムとかが入っているとうれしい派なので、ちょっと甘すぎたかな。
でもメレンゲの食感は最初サックリ、あとでねっちょりでおいしかったです。
紅茶と飲むとちょうどいいと思います。
おいしいマカロンはどのお店でも200円超えするのに、
160円と他の焼き菓子とあまり変わらない手ごろさも良いですね。

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ドリンクメニュー。
パティスリーのホットショコラ、大好き。飲んでみたい。

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イートインオリジナルのメニューがあるお店は珍しい!

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店内はこんな感じです。
チョコクロワッサンとかデニッシュとかのヴィエノワズリも置いてありました。

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焼き菓子も買って帰りましたが(とりあえずチョコのシェルマドレーヌを...)、
とにかく香りが良い焼き菓子でした。残りも食べるの楽しみだな。

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外観はこんな感じ。駐車場はお店の前に5台ほど。

ケーキや焼き菓子の種類が多くてびっくりしました。引き出しが多いお店なのかな...。
他にもいろいろ食べてみたいです。
誰かいってきておくれ。


ペストリーブティック ストーリーケーキ / 上田駅三好町駅城下駅

昼総合点★★★★ 4.0


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by bedlam041 | 2011-12-04 22:44 | UEDA_Gohan

セックスボランティア

河合 香織 / 新潮社


障害者だってやっぱり、恋愛したい。性欲もある。
──その思いを満たすための「性の介助」の現実とは? 
彼らの愛と性に迫るノンフィクションの意欲作。





ねっちょりどろどろな恋愛小説を探していて、タイトルが気になり手に取った本。
開いてみたら、「障害者」と「性」という、
正直なところ自分の中ではまったく結びつかないテーマを扱っていました。

# あの、ここから先あからさまな表現をするので、読みたくない方は読まないでください。
# 最近の風潮として、「障がい者」と表記することも増えてきているようですが、
  このままの表記としたいと思います。

障害者にも性欲がある。
障害者も自慰行為をしたい。
障害者もセックスがしたい。

人間なら性欲がある。

性欲は人間の三大生理欲求なので、ちょっと考えればわかることですが
今まで結びつかなかったのは社会的な問題なのか私個人の問題なのか。


酸素ボンベを引きずって、ボランティアに付き添われて風俗店に通う知的障害者。
自慰行為を補助するボランティア。
障害者専門の風俗店やデリヘル、派遣ホスト(障害者割引があるんだそうです)。
自慰行為の方法や、障害者同士のセーフセックスの方法を指南するNPO団体。
障害者が性的サービスを利用するための補助金(これはオランダの話)。


はじめて聞く情報ばかりで、へえぇ、と驚くしかありませんでした。
筆者の心の動揺や戸惑いも伝わってきて、おもしろかった。
個人的には、障害者専用の風俗店が増えるよりは、
普通の風俗店でも障害者が利用できるようになったほうがいいと思うけど。


それで、この本を読んだら、人生における性の位置づけ、なんてことを考えてしまって。
本の中に「障害者年金で風俗に行く」って障害者がいて。
最初、少し嫌悪感を持ってしまって。
うまく言えないけど、生活保護でパチンコに行く人と違うのか?同じなのか?
最低限の文化的な生活に、性的な満足は含まれているのか?
性的な満足はどこまで自己責任なのか?

本の中で障害者への性教育が不十分だという話が出てきました。
(そりゃそうだ。健常者への性教育もあまりにお粗末だもん)
「障害者に性欲なんてない」って感覚は、私だけではなく、
特別養護学校の先生にもあるのだそうです。

障害者と性という今までタブー視されていたことがタブーじゃなくなることは大事。
でも、ボランティアとかNPOとか本人以外の行動をどこまで介入させる?
性的弱者としての障害者と、健常者の性的弱者は同じ?違う?


この本はルポタージュなので事実を書いた本だけど、
そのあたりまで突っ込んだ議論をしてほしかったかも。
続編を期待します。
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by bedlam041 | 2011-12-03 00:35 | Book