おいしいもの、きれいなもの、すてきな本が大好き。長野県から発信する、グルメ×本×写真のブログです。YOUR COMMENTS ARE WELCOME!!


by bedlam041

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イルカ

よしもと ばなな / 文藝春秋


この気持ちはどこから来るのだろう? 生命の誕生、まだこの世にやってきていないある魂との出会いを描いた書き下ろし長篇




よしもとばななさんが、お子さんを出産されてから書いた本。

ゆえに、リアル。

今まで何人もの男の人としてきて、でも避妊に失敗したことがなくて、
お医者さんからも子どもはできにくいと太鼓判を押されるのだけど、
何もかもがしっくりきた男の人と、もちろん避妊ありでしたときにポコン とできる。

元々子どもなんて...と思っていたキミコさんが
だんだんお母さんになってくる過程は、とてもゆっくりだけどとてもしっくりきました。

そうそう、わたし、よしもとさんの作品ですごく好きなシーンがあって。
代表作で処女作の『キッチン』の最後のほうのシーンで、
久しぶりに恋人のような微妙な関係の男の人と再会した主人公が、
とってもおいしいカツ丼をテイクアウトして、男の人に差し入れして、
それを一緒に食べるシーン。

おつゆをいっぱい吸ったカツや卵やお米と湯気が想像されるくらいいきいきとしていて、
「君と飯を食べるとなんでこんなおいしいのかな。」
「性欲と食欲が同時に満たされるせいじゃないかな。」
という会話があるのですけれど、そこがよしもと作品で一番大好き。
読むと、原点回帰したような気分になるのです。
今回の原点回帰食材?は出産後に大好きな人が持ってきてくれた肉まんでした。


子どもを産むことが自然の生き方だとは思わないけれど、
人を好きになって、やることやって、おいしいご飯を食べて、
そうやって生きることは癒しにもなるのだなぁと感じる小説です。
よしもとばななの作品を読むと、すごく癒される。
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by bedlam041 | 2010-01-31 20:25 | Book

結婚しなくていいですか。―すーちゃんの明日

益田 ミリ / 幻冬舎


ときどき不安になる。このまま歳とっていくと、どうなるんだろうって-。夫なし男なし35歳。嫌いなことば「自分探し」。貯金、200万円。大逆転はなくても「あした」がある! 異色4コマ漫画。




すみませんねぇ、こんなタイトルの本読んで...
TSU○AYAでこれを立ち読みしているところを
ワンコに見られたときの気まずさと言ったら、そりゃあもう。

30歳を過ぎて、カフェの店長をつとめる1人暮らしのすーちゃんと、
アラフォー事務職、お母さんと寝たきりのおばあちゃんと暮らすさわ子さん。

絵柄はかわいらしくて、正直うじうじ悩んでもあんまり行動しない2人なんですけど、
思うことばがときどきとてもリアルで生々しくて、怖くもある。

---
将来何になりたいか子どものころにはよく聞かれたけれど、
大人になってしまえばもう聞かれない
大人の未来には何が待ち受けているんだろう?
---
自分の店を持ちたいわけでもなくて(身の丈に合わん)
料理を考えたり、作ったり、盛り付けたり、接客したり(味見したり)
この仕事をコツコツつづけていけたなら(給料あがんなくても)

でもさ

このままコツコツしてたんじゃ老後の資金はあやういわけで
コツコツ働くのがむくわれないってどーゆーこと(はー)
---

とか。

なんていうか、うまくは言えないんですけど、
このご時世って不況のせいか、「自己投資をしてスペシャリティを目指せ!」
「資産運用でリスクに備えろ!」とかいっぱい言われますよね...
それはわたしももちろん賛成ですし、いろいろ工夫して勉強してお金を増やすことは
絶対必要なスキルだとは思うのですが、

「ええー、そうしないと”ちょっとした幸せ”も味わえなくなっちゃうのぉ?
 事務でもなんでもコツコツ目の前の仕事をこなしてるだけじゃ、もうだめなのぉ?」

と、ちょっとした生きづらさを感じます。
(あの、平たく言えば勝間和代さんのテンションについていけない、ということですね(・ω・))
ボケーッと生きてるだけじゃ、もう誰も救ってくれないのね...というか。
テンションが上がっているときは、自分でも「当たり前でしょう!」と一喝できるのですが、
調子が悪いときとか下がり気味のときは、
「こんな先の見えないことをいつまでつづけにゃあかんのか。
 こんな調子であと50年生きるのかぁ...」と思うとちとつらい。


でも、漫画の中でもすーちゃんはそう悩んだあげく、

「あっ、チキンカレーおいしー」
「これには鷹の爪入れたほうがいいかも!」

とフッと息抜きしているので、やっぱわたしも適当に生活をあしらうしかないのかも。ふふ
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by bedlam041 | 2010-01-31 20:07 | Book

レストラン四季 / 松本市

最近おいしいハンバーグ屋さん探しをしています!!
中町通りにある「ばくばく亭」がおいしいと以前から聞いていたのですが、
どうやら昨年、移転したらしいです...沖縄に。(遠ッ)
こんなことなら、さっさと行っておけば良かったなぁ。
みーんなおいしいって言ってたから、さぞかしおいしいんだろうなぁ。

とまぁそんなことを言い出したって目の前にハンバーグが出てくるわけではないので、
今週も行ってきました。
今週は某方のブログにもありました、平田のレストラン四季です。

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ワンコはしょうが焼き定食。
最初、味が薄いのかなーと思いましたが、生姜の味が意外と効いてる!!
ちょっと甘めですごくおいしかったです。

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わたしはハンバーグ定食です、ええ。
ちょっとお肉の味が薄かった、というかパンチが足りなかったかも...(塩?胡椒?)
ベーコンやチーズをトッピングするといい塩梅になるんだと理解。

でも、肉汁がねー、すんごいの。
一回フォークで切って、じょびじょば出てきたので慌てて切り口を元に戻したくらい。
きっとよーくこねてるんだろうなぁ。

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メニューは定食系もカレーやオムライスも、幅広く押さえてありました。
おしゃれで独創的なメニューをそろえたお店ももちろんステキですけど、
気楽に、外れなく普段のものが食べられるお店は必ず近くにほすぃ。( ゚д゚)
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by bedlam041 | 2010-01-30 19:39 | MATSUMOTO_Gohan

ひげじい / 山形村

ちょいと前に、山形村にある洋食屋さんに行ってきました。
松本PARCOそばに姉妹店の飲み屋さんもある、らしい。
お店のブログはコチラからどーぞ!

オーナーのご両親が農業を営んでいらっしゃるようで、
新鮮なお野菜が食べられるとのこと。

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わたしが食べたのはこれ。

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そう、お子様ランチ。
え、似合うって?ああ、そう。

お子様ランチとはいえ、「大人のための」お子様なんですよ!
今回はハンバーグプレートで、ピラフ、パスタ、ハンバーグ、エビフライ、サラダ、
極め付けにはタコさんウィンナー☆

ハンバーグはこんがりと焼いているのか、外はガッチリ中はジューシー。
お野菜は評判どおり、味が濃い!
どれも、泣いちゃうほどおいしい!というわけではないのですけれど、
町の洋食屋らしく、ソツなく平均点は高いです。

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ワンコは煮込みハンバーグでした。

他にもオムライスをはじめとした洋食屋さん定番メニューから、
季節限定のメニュー(今はとろろらしい)まで、
ファミレスもびっくりなメニューの豊富さでした。
ショッピングセンターの中にあるというのもあるのでしょうけれど、
子どもから大人まで楽しめるつくりだったと思います。
お酒やおつまみも豊富でしたよ。(カクテルも)


そしてね、そしてね、このお店の最大の特徴は、店員さんがイケメンそろい!!
(そもそもそれを目玉として紹介されたのアルヨ)


…ぜひ。
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by bedlam041 | 2010-01-28 22:47 | SHIOJIRI_Gohan

戦国“漢(おとこ)”絵巻

学習研究社


描き下ろしイラスト満載で詳細解説。戦国武将プロフィールブック37人。萌えるエピソード&4コマ掲載。聖地巡礼のお供に、ゆかりの地紹介。本格歴史ライターによる解説&甲胄作り収録。




残業続きでちょぴっとだけ疲れたとき。

チョコレートよりも、あったかーいスープよりも、
ほかほかのお風呂よりも、ふかふかのお布団よりも、
何よりも、元気が出るものがあります。

それは、萌え!!

あ、聞こえませんでしたか?
ではもう一度いいます、

萌え、もえ、MOE!!

あーんなものやこーんな人やそーんな集団が私を心から解きほぐしてくれます。
今日は、戦国萌え。


私は歴女というわけではないのですが、戦国時代が大好き。
あの時代って、社会学的に言えばとってもホモソーシャルだった時代で、
(別に男同士でうふんあはんという「ホモ」ではないですわよ。)
美しい女性を娶るより、妾を指では足りないほどに召抱えるより、
同じ男に「おぬし、やるな」と思われることが何よりのステータスだった時代。


そそそそそそんな戦国時代を、腐女子ヴィジョン☆で
かかかかか各武将を紹介したのがこの本。
各武将に「萌絵ピソード」があったり、甲冑コスの作り方レポートがあったり、
戦国萌えにはうってつけの本です。

史実と大幅にずれることはありませんが、
この本にあるエピソードの価値はもちろん「萌るゆか、萌ゆざるか」で計られるので
若干の脚色も...それはご愛嬌。
マイナーな武将があんまりいないのがちとアレかな...


ちなみに個人的には、ベタですが不器用人間の石田三成が好きです。
ほんとは新潟出身だから謙信さんって言ってあげたいところだけど、
彼は男色が過ぎるので、アウト(笑)
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by bedlam041 | 2010-01-26 21:36 | Book

聖☆おにいさん 1 (モーニングKC)

中村 光 / 講談社


目覚めた人ブッダ、神の子イエス。世紀末を無事に越えた二人は、東京・立川でアパートをシェアし、下界でバカンスを過ごしていた。近所のおばあちゃんのように、細かいお金を気にするブッダ。衝動買いが多いイエス。そんな“最聖”コンビの立川デイズ。

久しぶりに新しいマンガを読んでみました!

えっとー

ブッダとイエス・キリストがバカンスを取って、
日本の立川に滞在するという、ギャクマンガ。

ブッダはお金に細かく、お料理大好き(でもやっぱりベジタリアン)で
石釜スチームオーブンや高級炊飯器をこよなく愛するおにいさん。
イエスは散財が多く、パソコンヲタクでネトゲ聖人(笑)なおにいさん。

ふたりともボケでツッコミで天然で、とにかくシュール!!

ニルヴァーナを求めて動物がふたりのところにやってきたり、
イエスはギャグで笑ったときに銭湯のお湯をワインに変えちゃったり、
破壊神ウリエルは空気読めない空気クラッシャーだったり、
商店街の福引で、ブッダが仏像引き当てちゃったり(等身大自分フィギュア...)、
しょっちゅう挟まれる宗教ギャグ(?)がすっごくすっごくおもしろい( ゚∀゚)

キリスト教と仏教の用語をある程度知らないと、笑えないところが
おおきいおともだちのためのまんがって感じなのですが、
(なのでワンコは全然笑ってくれませんでした...)
文学部出身は、読んでみるといいと思う。


個人的には、お祭りでおみこしを担いだ(!)ところで、
イエスのテンションがあがりまくって、掛け声が「ワッショイ!ワッショイ!」ではなく
「アガペー!アガペー!」なところに爆笑しました...
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by bedlam041 | 2010-01-25 21:32 | Book

Ichie / 塩尻市

先週の日曜日、久しぶりにお休みが取れたワンコ。
ほったらかしの刑になっていたかわりに、ケーキ食べさせろの刑に処しました。
ケーキといえば、最近はココ!

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レアチーズケーキ。
とーってもサッパリしていました。
(チーズのこってりを求めている方には向かないかも)
中にはラズベリーのジュレと、ラズベリー&ブルーベリーの実が入っています。
ベリー系が大好きな私にはたまらない一品です。

ワンコは今日も今日とてフォンダンショコラ。
(一体どれだけ好きなんだろう...)

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紅茶はマリアージュフレールのボレロ☆
青く輝く地中海のフルーツで香りづけしたフレーバーティとのこと。
結局なんのフレーバーか分かりませんが(笑)、
口に含んだときに華やかな味がふわっと広がります。

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飾ってあったフラワーアレンジメント。
この雪だるま、塩でできてるんですって!


次の刑執行はいつかな。
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by bedlam041 | 2010-01-24 10:50 | SHIOJIRI_Gohan

「買いたい!」のスイッチを押す方法 消費者の心と行動を読み解く (角川oneテーマ21)

小阪 裕司 / 角川書店(角川グループパブリッシング)


売れないのは商品や価格のせいではなく、売り方のせいだ。マーケティング理論と脳科学の進歩でわかった「買いたくなる仕組み」の作り方。四千社以上での実践から得た具体例も満載!本書を読めばあなたにもできる!




曲がりなりにも、「わかりやすさ」をつくる仕事をしています。
仕事でよく聞くのが、ユーザー視点で見ること、お客さんの立場に立つこと...

でも、そもそもユーザー視点ってなんでしょうね?
お客さんの立場って何か、本当に私たちはわかっているのかしら?

という疑問からこの本を手に取りました。

小阪先生はオラクルひと・しくみ研究所の代表をされていて、
感性工学のご研究をなさっているかたです。
消費者が、「わー、これいい!」「これほしい!」となるための鍵を
順番に解き明かしていった、とても納得ができる本でした。


本書の最後に、とても腑に落ちる言葉があったので、ご紹介します。

今日の消費者はモノやサービスを買いたいのでなく、「未来の私」を買いたがっている。であるならば、われわれ作り手・売り手も、それに応えていかなければならない。消費者が漠然と求めている人生の充足感や肯定感、”ワクワク”を得られる瞬間を実現する道筋を示し、そこにモノやサービスを埋め込んで、リアリティを感じられるようにチューニングし、未来へのチケットを渡してあげる。
このような行為こそ、現代における真の「売る」行為だといえよう。


あー、わかるわかる!と思った文章です。
「現代の消費はhavingではなくbeing」とも書いてあったのですが、
確かに今って衣食住は足りているし、働いていればフツウの暮らしは手に入るし、
ネットがあれば1日の大半は過ごせちゃうし(あ、わたしだけ?)...
もう「こーんな高性能なマシンが出ましたよ!」って言って売れる時代は
とっくのとうに過ぎてしまったと感じます。
逆に「ほらほらこんなに大安売りしました!!」って言って一時的に売れても、
継続的にWin-Winの関係を築く売り方をするのは限界があると思います。

モノやサービスはもう十分だから、次はコンセプトやコンテクストを買うことで
未来の「なりたい自分」への扉を開けるんだと思うんです。

だから、売れる営業さんは、「この製品、ステキなの!」とゴリ押しするのではなく、
お客さんがどんなライフスタイルを描き、どんなことに喜びを見出し、
最近どんなことで迷ったり困ったりしているのか聞き取るそうです。
そうすると、次にお客さんは何を買うべきなのか、わかるんですって。


脳は不況知らずです。
どうしても買いたいものがあれば他の出費を削ってでも買うし、
どんなに安くても買いたくないものは買いません。
「消費」の概念をくるっと変えてくれた本でした。

もし本を読む時間がなければ、小阪先生のホームページの
感性価値創造のページを読むだけでも、ぜひー。
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by bedlam041 | 2010-01-20 22:38 | Book

TAVERNA DIO BOSCO / 松本市

最近食ってばっかじゃねぇかという声もちらほら聞こえてきますが、
そうなんです、食ってばっかなんです。

先週の土曜日、またまたワンコが休日出勤で...
これで社内規定ギリギリの12連勤ですよ!!
いったいどういう働き方をさせてるんだか。

というわけで、またお一人様ランチでした。

へー、こんなところに!な場所にあるイタリアンです。
TAVERNA DIO BOSCOというお店。
(お店のブログはコチラです。)

ランチメニューはコチラの記事から。
私は1575円のデザートつきコースにしました。(最近このパターン...)

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前菜6種盛り。
左上から鶏肉ときのこのテリーヌ、3種類の豆のソテー、イイダコのなんちゃら、
キャベツのなんちゃら、なすのピザソース乗せ、なんちゃらのなんちゃら。
(所詮私の記憶なんてそんなもんです)
食い意地張ってる小食さんには、6種類の前菜はうれしい!!
どれも前菜らしくアッサリめでした。

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パスタはスモークサーモンのトマトクリームに。
先ほどの前菜とはうってかわって、塩味が結構効いています。
クリームのこってりと、スモークサーモンの酸味がかったコクが合います。

…とはいえ、やはりパスタだけ黙々と食べるのはちと小食にはつらく。
申し訳ないことに1/3ほどお残ししてしまいました...すみません。
やっぱりお行儀悪いけど、前菜ちょぴっと残しておけばよかったなぁ。

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ここからは至福の別腹TIME!!
デザートは抹茶のシフォンケーキとバニラアイスでした。
ちょろろっとかけてある、ほろにがキャラメルソースがいいですね。
しっかりケーキで余さずふきふきしていただきました。


荷物用のカゴやひざかけを貸してくださったり、接客がとても丁寧でした。
ブログを拝見するとお魚料理がおいしそうだったので、夜に来たいなぁ。
というかランチでもパスタを飛ばしてメイン頼めたらいいのに...
パスタを出すお店はいろいろあるので、お昼から一品料理が頼めたらステキ( ゚ー゚)
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by bedlam041 | 2010-01-18 22:34 | MATSUMOTO_Gohan

本朝金瓶梅 / 林 真理子

本朝金瓶梅

林 真理子 / 文藝春秋


人妻おきんは、札差の西門屋慶左衛門に見初められ、亭主を殺して西門屋の妾となり、本宅へ乗り込む。奇妙な妻妾同居が始まるが…エロスの深淵、圧巻の大江戸ノワール。何度も発禁の憂き目を見た中国恋愛古典が、江戸を舞台によみがえる。




明朝時代に描かれた風俗・社会風刺小説である『金瓶梅』を
江戸時代風にリメイクした作品です。

当代きっての色好み・慶左衛門を巡って主人公であるおきん、正妻お月、
新たな妾のおりん、またまた新たな妾のお花が
女同士の水面下の争いを繰り広げます。

ちなみにおきんは貧しい家に生まれて9歳でお爺さんのところに売りに出されて、
でもあっちのほうで類まれなる才覚を発揮して、
お爺さんの精根しぼりとってポイ捨てしたという性悪女、という設定。

登場人物全員、閨のことしか考えてないエロ男とエロ女なのですが、
なんなんでしょうね、やっぱりどんな偉い人でもどんなすました人でも
床に入ればすること一緒だし、ルール無用でどんなあほらしいこともするのでしょうね。
やべー女こえぇ。やべー男はエロは絡むとバカだ。と痛感する本。


おそらくルーツの『金瓶梅』からだいぶ社会風刺の要素を抜いていて、
その分ただのエロ本っぽい本なのですけれど、
江戸時代や吉原の風俗の雰囲気は味わえます。
そして当時のエロワードにやたら詳しくなれます。
あとはね、町人文化を意識しているせいか、だいぶテンポが良い語り口調。
1時間もあれば、さささと読めます。
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by bedlam041 | 2010-01-16 19:10 | Book