おいしいもの、きれいなもの、すてきな本が大好き。長野県から発信する、グルメ×本×写真のブログです。YOUR COMMENTS ARE WELCOME!!


by bedlam041

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先週の金曜は、久しぶりに同期の女の子とご飯に行って来ました。
場所はタイ料理 ケーラン。

メニューがありすぎて選べず、つい無難 かつ 前回と同じ
トムヤンクンと生春巻きに(笑)。

唯一、タイ風やきそばの写真を撮ってきました。

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大皿から取ったあとなので、ちょっと盛り方汚いんですけど…。
もやしがいっぱいでヘルシーでした。
麺は日本の中華麺をもう少し細くした感じ。
これと一緒に青唐辛子(オクラみたいでした…)を酢につけたもの、
ナンプラー、塩、赤唐辛子が入った小瓶もやってきました。
いろんなものをちょこちょこかけながら食べるので、全然飽きませんでした。


それにしても、タイの人は海老がお好きなのかしら。
注文した料理すべてに海老が入っていて、合計10尾くらい食べたかも…
や、大きい海老だけじゃなくて、あみえびがスイートチリソースにも
タイ風やきそばにもあったから、もっとか。
1日で食べた海老の量としては新記録です。
ちょっと豚肉が恋しくなりました。
(ていうかお金なくて最近牛肉食ってねぇや)
いやー、また行きたいものです。

前回行ったときの記事はコチラ
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by bedlam041 | 2009-06-30 19:57 | MATSUMOTO_Gohan

息を吸って吐くように目標達成できる本

和田 裕美 / ポプラ社



1年は52週。毎週毎週、無理のないハードルをクリアしながらまるで、呼吸をするように自然に目標達成できるようになる…そんな一冊。




最近今年度の目標を立てる機会がありました。


目標、っておそらく仕事をする上で不可欠なもの。
そしてきっといろんなビジネス本で「目標を立てろ」って書かれていると思うのですが、
頭では理解していても、どうしてもうまいこと目標が立てられなかったのです。
だから、幸先のいいスタートが切れないし、仕事もうまく進まない。
海外旅行に行きたい!っていう漠然とした目標だけ描いて、
具体的にどうするか全く決めずにとりあえず成田空港に来ちゃったてへへ、って感じでしょうか。


でも、この本のエピローグで

「こんなふうになったらいいな」と想像するだけでわくわくして、私は元気になれます。
「そこにいくためにどうしたらいいか?」と考えるだけで、私からは創意工夫が生まれ、
さまざまなアイデアが飛び出してきます。
私がそこに向かって走るとき、いつも以上にパワーが出てやる気も出て、
頑張ることが苦しみではなく、楽しいことに変化するのです。
それが目標なのだと思います。そこに向かうことで生まれる可能性そのものが、目標なのだと思います。


と書かれていて、瞬時に腑に落ちたのです。
よく和田さんがおっしゃる「わくわくする未来」、
誰かにそれを言葉にできなくても、そのイメージを描くだけでいいんだなぁと少し安心。


そういえば時折「右脳を鍛えなさい!」って雑誌やwebで見かけたりしますが、
右脳でのイメージング、きっと大事なんでしょうねー。
最近は左脳の論理性や一貫性だけでなく、右脳が与える視覚での説得力も
求められてきているのかな、なんて思ったりもします。


…話が反れました。
そんなわけで、和田さんのこの本、何をしたら良いのかわからないときに読むと、
目的地をどうやって設定したら良いのか、
目的を達成するのにどうしたらいいのか、とてもクリアに思えてきます。
どの目的地でも通用する旅のガイドブック的存在。
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by bedlam041 | 2009-06-28 17:57 | Book

ら・ぶぅ~な / 安曇野市

先週末は、大学のゼミの友達と1月以来久々に会ってきました。
(1人、院試を控えた子が前日に国会図書館でお財布をスラれて不参加…)
幹事のJさんが気になっているらしい、ら・ぶぅ~なという
農場直営の豚料理のお店に行ってきました。
豚インフルエンザが長野県に上陸した記念に(笑)


最初Jさんが「ちょっといいお値段かも~」と言っていたので、
しっかり諭吉がお財布にあることを確認してから入ったのですが、
全然お得なお値段でしたー。何を見たんだJさん?
豚を使った料理が生姜焼きからパスタから鍋からいろいろとありました。
レディースプレートは1200円でパスタ+メイン+デザート、
コースは1500円でメインが魚&肉で、ボリュームがありそう。

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お味噌汁も豚さん入り。
きっと切れ端のようなお肉なのでしょうけど、
でもとことん豚を使うことにこだわってるのは良いですねぇ。
お漬物は、多分あんずっぽい。梅干のような味わいです。
でもそれよりフルーティーでした。ご飯よりも、ナッツと一緒に食べたい感じ。

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塩ダレ豚丼。
私は皆がオーダーを決めた後も1人でハンバーグにするか生姜焼きにするか悩み、
店員さんにオーダーを告げる瞬間、天のお告げで(嘘)これにしました。


ちなみに、他の2人が頼んだ黒酢豚丼とおすすめ丼は、具は同じで味付けが違うだけです。
塩ダレ丼もおいしかったけど、おすすめ丼は甘しょっぱい味付けで癖になったなー。
でもどれも甘いたまねぎがいっぱいでおいしかったです。
そんなわけで肝心の豚肉はそこまでガッツリ堪能してませんが(笑)、
少なくとも脂は控えめで、肉の臭みが全然なくておいしかったです!
きっと豚テキとかしゃぶしゃぶで一番魅力を発揮するのでしょう。

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デザート。マチェドニアの紅茶のジュレがけ。
「マチェドニア?マケドニアみたいな名前だねぇ」と話していたのですが、
実際先ほど調べてみてびっくり。

マチェドニア(Macedonia)はイタリア料理の一種。スペイン語圏では「マセドニア」、フランス料理では「マセドワーヌ・ド・フリュイ」 (macédoine de fruits) と呼ばれる。

いろいろな果物が入ったフルーツポンチの様なデザートである。色々な果物が入っている様を色々な民族が住むマケドニアになぞらえている。


と、ウィキウィキペヂアーに書いてありました。
バルカンの火薬庫…微妙に切ない由来ですねぇ。

リキュールが効いています。
暑い日だったので、紅茶のゼリーもスルスル入っていきました。
他のデザートはクレームブリュレ、プリン、ティラミス、アイス(5種類から1つ)とそこそこ豊富。
500円で紅茶も込みなので、お得お得ー。


あ、お店の雰囲気はいたって普通です。
ちょっと回転が遅くてピークは混むので、ラグがなければ予約してもいいかも。
豊科ICから車で3分。19号から豊科ICに向けて走ってくる直線沿いなので分かりやすい。
奥に志茂田っていう居酒屋さんがあります。(景樹…?)
平均価格900円くらい。
お鍋も2人分2000円でいただけるので、冬には良いですねぇ。


その後我々は日文会恒例のカラオケに行き、
私はスラムダ○クのビデオクリップつきの歌を歌わされ、
テニ○リのミュージカルの歌を振りつきで歌わされ、
その他アニソンで大盛り上がりし、
宝塚的イケメンヴォイスのJさんの「誘惑」で〆て、
それぞれ帰路につき(そもそも岡谷・伊那・塩尻の3人なのに
どうして豊科に遊びに来たんだろう…しかもカラオケなのに)、
私は高速で「東京・名古屋」方面ではなく「長野・上田」方面に乗ってしまい、
多大なるロスを発生させました。ちっ


あーでも女の子とワイワイしゃべるのって楽しいな。
ふふふーまたねー
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by bedlam041 | 2009-06-24 23:01 | AZUMINO_Gohan

かつ玄 / 松本市

先々週末の日曜のランチはワンコとカツ玄♪
(ブログをサヴォタージュしすぎてかなり前…)
11時半に予約を取ったのですが、私たちが帰る頃には
お座敷は満杯なので、やっぱり予約+早めは正解でした。

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4種類の香の物。
かぶ・にんじん・きゅうりの浅漬け、甘しょっぱいきゅうり、ゆかり風味のもやし、沢庵。

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混ぜご飯はゴマを振ったひじきご飯。
それと車麩と茗荷のお味噌汁でした。
(相変わらずお味噌汁は濃かったです・・・
 ポテチに塩をかけて食べる私ですらそうなんだから、ウスアジスキーさんはさぞかしや。)

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わたしは前と同じ4種盛り。
カツが小さくて食べ良いのです。
季節のお野菜のフライもついてくるのも素敵!
この日はアスパラ丸々一本。ワンコと半分こが大変でした。
ホタテフライが感動モノでした。

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ワンコはどでかい特選ヒレカツ。
さらに私が残したロースカツも食べさせられる。
基本ヤツは私とご飯をすると、私が残した4割を食べさせられる。
かわいそうなやつです。
しかしながらワンコの分のデザートは私が食べて、帰路につきましたとさ。

以前行ったときの記事はコチラ
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by bedlam041 | 2009-06-22 19:46 | MATSUMOTO_Gohan
時折1人で行くSpice。
今回ははじめてパーティです!
会社のとても美人な先輩が育児休暇明けされたばかりなので、Welcome back会だったのです。

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前菜のカルパッチョ。
湯通ししてあるのが鯒(こち)でー、左側がバルサミコ酢で〆たしめ鯖でー、
あとは忘れました。なんだっけな。


そのあとおかひじきと大根のサラダが続き、

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パスタを使ったピザ。
初めて食べましたー。
外側のパスタが狙ったかのようにカリカリでした。(いや、狙ったんだろうけども)

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カレードリア。
ここ、ホワイトソースがおいしいと聞いていたのですが、
サラサラでさっぱりとして、確かに評判どおりでした。
今度、シーフードドリアを注文してみようっと。

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白身魚のレタス包み。(写真汚くてスミマセン…)
お魚、しっとり柔らかかったです。

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ベーコンのフライとえーとえーと、この辺からお酒が回って覚えてません…
でもねー、お肉が柔らかかったです。全然脂っぽくないし!
ベーコンのソースもとてもおいしかった。

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デザートです。
これは主賓の先輩のプレート☆
この日の2日前に行ったときに、さわやかお兄さんの店員さんが

「主賓の方って、ご出産されて、1年くらいお休みされて、
 最近復帰した女性の方なんですよね?」

と念押しして、さらに「聞いたことは内緒にですよ^^」とおっしゃっていたので、
もしやと思っていましたが、すごく心がこもったデコレーション!
わー、ほんとにありがとうございましたー。


貸切にしていただけましたし、温かいおもてなしに満足でした。
私が紹介したお店だったので相当ドキドキでしたが…
今度また、お礼を言いにご飯いってきます!


ちなみにいつもすごく憧れているお姉様方とお席ご一緒させていただいたのですが、
やっぱりお話しするともっと憧れちゃいました。
いいなーいいなー上質な女の人っていいなー。


そして私はやっぱりお薬のせいか前のウイルスのせいか、やっぱりお酒はキケンでした。
あわわわわー気をつけねば。
でも飲んじゃうんだよなー不思議。
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by bedlam041 | 2009-06-22 19:31 | MATSUMOTO_Gohan

盛よし / 松本市

すっごく有名な洋食屋さんなのに、しばらくご無沙汰してました。大学以来かな?


松本民芸家具で統一された店内はシックだけど温かみがあって、
松本観光に来たお友達と来てもいいんじゃないかなぁと思います。
終日禁煙っていうのもポイント高し。
厨房でおじちゃん2人がチャキチャキ腕を振るうのを見るのも、楽しいです。


お値段は洋食屋さんらしいお値段。
ハンバーグが安くてエビフライがつくと高くなるという定番(笑)
ここはランチ特別メニューがとてもお得です!!
私は1300円のレディースセットをオーダーしました。

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左奥のもやしのナムルがいつもさりげなくお気に入り。
ちなみにコーンスープはきっとレトルトです。だって見ちゃったんだもん…orz

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大好きなてりやきハンバーグとエビフライ。
マッシュポテトがおいしいんです!
ハンバーグも柔らかすぎず、固すぎず。
ハンバーグは牛Onlyの方が好きですが、盛よしのはそれでもいいってくらいヨイのです。
(↑だからモスのパティに豚肉が入ったとき、ひとり孤独に憤慨しました。
 「ジューシーさを求めました」ってうそこけ単なるコスト削減だろ!って。)

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なんとグラタンまでついてきます。
マカロニのコシがちょっと足りなかったけど、ホワイトソース、おいしかった。
何よりいろんなものをチョコチョコ食べられるのが素敵☆


いつも混むので11時半に行きましたが、案の定私が食べ始めるころには
続々とお客さんが来て、ウェイティングゾーンも満杯。
こういうとき、おひとり様は肩身が狭いですねぇ。


ところで、昨日は行きたいお店がすべて「都合によりお休みさせていただきます」だったのですが、
定休日以外でこれをやられるととっても萎えるんですー。
社員の研修だったり、ディナーの準備だったり、理由は様々でしょう。
特にコストを回収しにくいランチなんて、真っ先にお休みの対象になってしまうことでしょう。
でも、個人的にはランチを制するお店はディナーも制する!と思っていて、
(おいしいお店のリトマス試験紙のようなもの?)
アッサリお休みにしてしまうって、おいしいものを出す以前の話だと思うのですよね…。
ううーん、MOTTAINAI。
どうでもいいようなお店がやってなくてもガッカリ度は低いけど、
すっごく行きたいお店がやっていないととんでもなくガッカリしてしまって、
下手すれば「どうでもいいようなお店」よりポイントが低くなってしまうことも、ある気がします。


まぁ、予約しろって話ですかね。
ランチはブラブラと歩いてお店の前のボードを見ながら、
(ランチはディナーに比べて選択肢が少ないので…)
今日はどこのランチがおいしそうかなって考えるのが楽しいんだけど。
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by bedlam041 | 2009-06-08 19:49 | MATSUMOTO_Gohan

でん道 / 松本市

今日のお昼はお気に入りのお好み焼き屋さん、でん道でご飯。
夜19時にはなくなってしまう明石焼きも、お昼にはさすがにまだあることが
前回両親と訪れたときに判明したので。
夜はお酒を飲むお客さんでうるさいし、煙草率も高いし…
今のところ、お昼の方がオススメです。

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名物・明石焼き。
だし焼きに似ていますが、外側のカリッと感がメリハリがあって好き。
もんのすごく熱いですっっ。ハフフハフフです。
でも卵と出汁好きにはたまらない一品です。
(わたし、茶碗蒸しとたまご豆腐なら毎日でも食べられます…)

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定番の豚玉。
ほんと、ここのを食べると他のお店のは食べられません。
独特の焼き方をしてます。
(空気を入れるように、何度も鉄板の上で混ぜて焼いているみたいです)

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そばめし。
自分で作るとソースと野菜の水分でベチャッとしてしまうんですけど、これはすっごくパラパラ。
どろソースとも相性が良いです。


お昼も埋まり気味だったので、予約は必須です!
そして予約をするとお姉さんの愛想もいい気がします(笑)


なんか真昼間から粉モノ3種類と鱈腹食べたせいか、
そのあと行った本屋さんでは眠くて眠くて…。
夕飯のお買い物もせず、ワンコハウスで爆睡しました。
今はワンコとサッカーを見ながらメロン(水曜に喧嘩をしたので、お詫びに…)食べました。
明日はワンコ不在につき、松本でお買い物☆
くわー、週末ってステキ。ほんっとーーにステキ。
毎日が土曜日だったらいいのになー。
(なんてちびまるこちゃんのようなダメダメなセリフなのだ…)

前回の記事はコチラ
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by bedlam041 | 2009-06-06 23:49 | MATSUMOTO_Gohan

面倒くさがりやのあなたがうまくいく55の法則

本田 直之 / 大和書房



レバレッジシリーズ著者の最新刊!
面倒くさいことは、ほうっておくと雪だるま式に増えていく。
そうならないために----逆転の発想術!




レバレッジシリーズで有名な本田直之さんの本を初めて読みました。
ちなみに本田直之さんの奥様は、元Microsoft営業部長で
『ワークライフ・アンバランスの仕事術』で有名な田島弓子さん。すごい夫婦…。


新書レベルの本なので、内容的にも軽すぎかなぁという印象でしたが、
「最大限の工夫×最小限の努力で最大限の効果を生み出す」って考え方、とても好きです。
ラクに努力をして、成果を出すというか…。


プライベートでもいろいろやりたいことがあったり、
(私は毎日おいしいご飯を作りたいし、ヘルシーなお弁当も作りたい!とか)
家庭生活を大事にしたい人には不可欠な考え方のような気がします。
あとは、「めんどうくさがり」の人。
確かに面倒くさがって何もしなかったとき、もっと面倒くさいことになったことしかないもんなぁ。


本田さんみたいに、4つの会社を経営しながら、ハワイと日本のドュアルライフを送って、
ソムリエの資格も船舶の資格も取って…って生活、あこがれちゃいます。
わたしもがんばろっと。
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by bedlam041 | 2009-06-02 20:34 | Book

恍惚の人 / 有吉 佐和子

恍惚の人 (新潮文庫)

有吉 佐和子 / 新潮社



文明の発達と医学の進歩がもたらした人口の高齢化は、やがて恐るべき老人国が出現することを予告している。老いて永生きすることは果して幸福か?日本の老人福祉政策はこれでよいのか?―老齢化するにつれて幼児退行現象をおこす人間の生命の不可思議を凝視し、誰もがいずれは直面しなければならない“老い”の問題に光を投げかける。空前の大ベストセラーとなった書下ろし長編。




上野千鶴子さんの『文学を社会学する』で考察に取り上げられていて、
(とはいえ、読んだのは大学時代…)
いつか読みたい読みたいと思っていた本です。

…なんか……今、ちょうど実家の祖父が軽い認知症なので、
本当にいろいろと思うことがありました。

認知症の茂造おじいちゃんは、戦前どころか明治のお生まれ。
主人公の昭子夫婦も戦地に赴き、戦後は高度経済成長を支えた2人です。
当時にしては珍しいのは、昭子さんが弁護士事務所で働く女性だということです。

でもそれ故、茂造からは「職業婦人」「働いてると料理がまずい」などと
バカにされ、優しいお姑さんのフォローにも関わらず、嫁いびりをされていたのです。
銀行に勤め、家事もせず、趣味も持たず、病院嫌いでいつも愚痴ばかり。
そんな茂造を日陰で支えたお姑さんが、ある日、パッタリと心臓病で逝ってしまう。
その日を境に、茂造が子どものような振る舞いを見せるのです。

例えば、食べても食べても「昭子さん、お腹が空きましたよぉ」とせがむ。
息子の顔は忘れても、自分の世話をしてくれる昭子だけ顔を覚えていて、泣いて探す。
夜、昭子の布団まで泣きながらやってきて、覆いかぶさる。

これが赤ちゃんだったらかわいいんでしょうけど…
老人だから正直ちっとも愛情なんて覚えないんだろうな、と思います。
ほんとに、年を取ると硬いものが食べられなくなったり、
おむつが必要になったり、知能が低くなったり、子ども返りするって皮肉ですよね。


茂造さんも、うちのおじいちゃんも「恍惚の人」で、
時折本当に生まれたときのような無邪気な表情をするのです。
まるで、輪廻のサイクルをくるーっと回りかけてるかのような。


年を取ること、誰かに年を取られること…どちらもシビアで目をそらしたくなる現実。
リアルすぎて、ほんとになんて言ったらいいのか分からなくなります。
正直なところ、自分の排泄物の処理が自分でできなくなったら、生きていたくないな。
少なくとも、あくまでも、私はですが。


でね、おもしろかったのが、時代柄
「舅が冷凍食品を気持ち悪がって食べない」
「就職した企業では、共働きが禁止されていた」 (えー!)
「介護はやっぱりお嫁さんがしっかりするしかないんです」(市職員の言葉)
とか、時代錯誤、でも当時の価値観では当たり前だったのでしょうけれど、
ちょうど30年前くらいの社会の様子がわかっておもしろかったです。


それでも、介護を取り巻く環境はあまり変わっていなくて、ズウーンとなります。
(ITとか他の産業はめまぐるしく変化してるのにねぇ。
 老人の国会議員が集まって、老人票を集めてるのにコレだもんねぇ)
いろいろと良くならないものだろうか。
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by bedlam041 | 2009-06-01 21:54 | Book