海鮮食堂 澤崎水産 / 小樽市
2013年 10月 13日
北海道旅行、2日目は小樽に行きました。
快速で40分程度と、札幌から意外と近い観光地なんですね。
もっと北海道は要所要所の距離が離れているのかと思っていました。
この日は朝ご飯を食べずに小樽に着いて、まっすぐに澤崎水産へ。
会社の先輩におすすめいただきました(ありがとうございます!)。
カニ問屋のカネセンさんが経営されているということなので期待が高まります。
小樽駅から歩いたところ、運河の入り口あたりにある「出抜小路」にあります。
席数は9席ととても小さなお店です。
席につくなり大将とおかみさんがぺらぺらぺらぺらしゃべります。
ものすごい勢いで手を動かしながらも。
私はおすすめの特選海鮮丼。
す、すごい...。ほんとに海鮮だけしか乗ってない。
しかも、カニがでかいの。
しかも、この下にさらにサーモンとホタテが敷き詰められてるの。
丼自体は思ったより小振りなのですが、とにかく具が多いので
ご飯にたどり着くまでに時間がかかります...絶品!!
旦那はウニ・カニ・イクラ丼です。なんつー贅沢な丼...
さすがカニ問屋さんというだけあって肉厚なカニが最高です。
今まで冷凍のカニしか食べたことがなかったので、感動すら覚えます。
ウニも実は苦手だったのですが、全然臭みがなくてとろっとろ。
というかどれもまったく臭くないので、ごちゃ混ぜにして食べても
具がケンカせずに意外とするっといけます。
(大将曰く、匂いがするということはすでに新鮮じゃないとのことです。)
大将いち押しの旬の根室直送とろさんまのお刺身。身がふっくら。
さんまのお刺身というと生姜醤油のイメージですが、
根室の漁師さんたちは一味唐辛子で食べるらしいです。
「さんま好きなの?じゃあこれは食べさせたくねぇなぁ」と言われましたが(笑)
あとね、丼には鉄砲汁(カニ汁)がついてきます。太っ腹!
カニしか入っていないのになんでこんなにねっとりとカニの風味がするんだろ...
偶然作っている様子も見れたのですが、写真みたいに大きいカニの爪が
鍋の中にたっぷり入っていました。昆布も羅臼産だそうです。
料理が出てくるのを待ちながら、ご飯を食べながら、
大将とおかみさんといろんなことを話しました。
小樽は海産物がとれないから、実は海産物はそこまでおいしくないとか、
北海道ならやっぱり根室とか東の方がいいとか、
翌日のお味噌汁はおいしくないけど、鉄砲汁だけは翌日がおいしいとか、
(私たちがその日最初の客だったので、前の日の鉄砲汁でした。ラッキー!)
夕張メロンは別格、もう季節は終わっちゃったけど、とか。
「いかにも!」って感じの頑固親父とそのご家族が切り盛りされているので
もしかしたら親父のゴリ押しとお店自慢が苦手に思われる方もいるかもしれません。
でも決して自慢だけに終わらず、実際とってもおいしいので...
大将曰く、「親父のトークがなければ五つ星のお店にはならない」ということです(笑)
次に小樽に行けるのはいつか分からないけど、もう一度食べたいなぁ。
ちなみに、すすきのの同じ名前のお店は大将の息子さんがやっているそうです。
海鮮食堂 澤崎水産 (海鮮丼 / 小樽駅)
昼総合点★★★★★ 5.0