テリーヌブック / 伊藤 まさこ
2012年 09月 08日
毎日のテーブルがもっと楽しくなる、おいしいお話と22のレシピ
スタイリストの伊藤まさこさん、料理家の坂田阿希子さん、編集者の仁平綾さんが、松本と東京、そしてパリを旅しながら、おいしいテリーヌを作りました。田舎風テリーヌ・白桃とプラムのテリーヌ・牛すね肉とレンズ豆のテリーヌ・ピクニックで楽しむテリーヌなど、22のレシピのほか、テリーヌにまつわる3人のエッセイや、パリの旅写真も掲載。毎日のテーブルがもっと楽しくなる1冊です。
松本パルコの本屋さんになぜかStaubと一緒に平積みされていた。
著者の伊藤まさこさんが『松本十二か月』を書いたからかな?
テリーヌ好きの私、即買い。
128ページのうち、4分の3が写真という、テリーヌのフォトブックみたいな
テリーヌスキーにはたまらない、とってもとってもお美しい本。
レシピはおまけみたいなもんだと思う。
定番のパテドカンパーニュをはじめ、松本一本ねぎのテリーヌとか
チーズノデザートテリーヌとか芸術品のようなテリーヌがずらり。
夏野菜をカラフルに並べたテリーヌなんて、金太郎あめみたい(なんて貧困な例えなの)。
レシピはエストラゴンだのキャトルエピスだのマデラ酒だの(なんだよそれ)
「簡単シンプル★30分でできるテリーヌ!」とは程遠い
素人にも容赦ないプロ仕様のレシピですが、私はこのくらいでいいです。
明らかに私には作れないから。
料理好きにとってこういう省略していない本格的レシピ本を読むということは、
ファッション好きがVogueを読むようなものなのです。
というかねぇ、写真がほんとうにおいしそうでおいしそうで、
誰かと分かち合いたいのですが会社に持って行っていいですか?(迷惑)