ドラえもん短歌 / 枡野 浩一
2011年 07月 11日
いま、若者たちの間でメールやblog上で「短歌」を作ることが静かなブーム。そんななか、カリスマ歌人・枡野浩一が呼びかけたお題、“ドラえもん”に、全国から続々と傑作が寄せられました。日常のなにげない思いや、恋のひとこまを、私たちに最も共有されている言葉に託して歌った「ドラえもん短歌」。日本人ならだれもが笑えてうなずける、まったく新しい短歌ジャンルの誕生です!
僕たちが
今進んでいる
方向の
未来にドラえ
もんはいますか
(仁尾智)
かんたん短歌 で有名な枡野 浩一さんが中心となってまとめた短歌本、
『ドラえもん短歌』がこのたび単行本になりました。
ドラえもんを歌材にした短歌だけで150首できるなんて...恐るべしドラえもん。
上の仁尾さんの歌にわかるように、
ドラえもんは「未来」のメタファーみたいなもんですかね。
ちなみにわたしが一番好きな歌は、
ぼくのこと
ドラえもんだと
思うのかい
バッグと愛は
もう出せないよ
です。
そういえばamazonの本の紹介ページに書かれてた
いま、若者たちの間でメールやblog上で「短歌」を作ることが静かなブーム。
って、マジで?
全然知らないのですが...
それともわたしがもう若者ではなくなっただけか。